音が響く青空のもとで

さて大分間があきましたが書いて行きます。8月27日28日の二日間荒吐ロックフェスティバルに行ってきました。そのレポです。

本来ならばGW中に行う予定だったこのフェス。311にて延期してしまいこの時期になりました。本当によくアーティストの都合がついたなと思います。スタッフ各位それに準ずる方には頭が上がりません。感謝の意をまず表意します。

私は初の荒吐ロックフェスだったのですが、広いですね。端から端まで20分かかるとは。サマソニとかフジ行ったことないんですが、こんなもんなんですかね。ワーハピは2ステージだけでしたし。よくわからないですね。そのかわり、どこにいても何をしていても音楽がありました。ご飯食べてる時も移動中も物販並んでいる時も。やっぱり面白い空間ですよね。

一日目午前中は会場の把握とご飯。ご飯中はサンボマスター聞いてましたが、やけに人がいましたね。次にくるり。なんていうかオーラがない。曲は曲でいいんだけどオーラがない。うん。普通の人がいい曲歌ってるって感じ。まあ、くるりに求めるところじゃないんだけど。

次、トクマルシューゴ。ファンタジックな音をライブではどう出るのかなと思っていたところ音源と顕色ない生楽器でした。あと聴いていて思ったのが、この人はリズムが偏りがちですよね。

クラムボン。流石、老舗?。圧倒的存在感とクオリティ。ファンサービスも欠かさない。郁子さんの歌を生で聞けたのはよかった。

七尾旅人。いつも着ているよくわからない服来てました。ポンチョみたいなやつ。頻繁に東北、福島には出入りしているようで、色々と考えているようで。圏内の歌なんて歌ってますが本人がぼそっと漏らした「なんにもできないんだけど」という意図の言葉が印象的でした。とてもストレートで彼の持ち味を活かした歌なんだけど、やっぱりそうなってしまうのだなと。矢野顕子的音楽観です。ライブはみんなで楽しもうというスタイルでRollin' Rollin'を歌いましたがラップ覚えてないです。でも、みんな歌わないなか頑張って歌ってました。徐々に歌い始めて一体感が出てくるのはライブならではですね。

1日目私的メインのyanokamiです。rei harakamiさんのライブ見たことなかったので楽しみにしていたのですが、致し方ないとはいえ残念に思います。ついでみたいな感じですがrei harakamiさんのご冥福をお祈りします。しかし、この演奏は矢野顕子ではなくyanokamiとしての出演でした。本人はいないけど、アッコちゃんもU-zhaanはあくまでharakamiとのステージなんだという態度でした。最初は終わりの季節。アッコちゃん一人が出てきて何食わぬ顔で歌っていきます。そもあとのMCです。待てど暮らせどharakamiがこないから一人で来たと。隣のお姉さん泣いてました。私もつられて泣きました。わからない程度に。U-zhaanがred curb演奏したり。セットリストはharakamiさんの曲がほとんどでした。演奏の方は文句なしで、アッコちゃんのピアノはいつでも冴えてます。エモーショナルでいてかつ繊細で。

一日目は、こんなもんです。ハナレグミは郁子さんでるんで見ようかと思いましたが、クラムボンで満足したので帰れる内に帰りました。二日目は明日にでも書こうかなと。