女神の玉座

ちょっと書きたくなったので、先のように概ね満足のストーリーだけどひとつわからないのが混沌の心臓の周り。

混沌の心臓を持つカイアスは同じ守護者であるノエルでないと殺すことはできない。

というのが一つの設定であった。また守護者は代々混沌の力を継いでいくというのもある。カイアス自身は前任者を倒してこの力を得たらしいが、資料の中にはカイアス個人に向けてエトロが贈ったものであるされている。まずここの辻褄を合わせるようにすると、カイアスが嘘をついている。また、カイアスというのはユールのように普遍的な名詞であるか。パラドクスエンドで混沌の力を継いだノエルがカイアスの記憶を同時に継いでいたことを考えると否定もできない。

まあ、そこが言いたいんじゃないんだ。混沌の心臓がエトロの分身で、この心臓が止まるとエトロも死ぬ。セラがカイアスを倒した場合にはあのEDは納得できる。エトロそのものが消滅してしまうはず。でも、ノエルが止めを刺してるんだよね。そうすればカイアスは死ぬ。ここまではいい。ただ、混沌の心臓が止まっちゃダメだろうと。システム上、混沌の力が継がれるべきであるはず。逆にそうしないと女神エトロ(笑)の永遠の命とか、ザルシステムとか言われかねない。合理的な説明ができないわけでもないんだけどさ。一応、本命はノエルが守護者ではなくなったということ。しかし、それだとカイアスには止めをさせない。正確に言うならユールの守護者ではなくなったということで、セラの守護者であるから混沌の力の継承権を消失したが、カイアスと同等の立場のため止めをさせたというもの。

いや、こりゃ強引だ。同じ混沌のしもべなんだから継承しろよ。仮にエトロが闇を封じていて弱っていたからという身も蓋もない話しだとしても、のちに空いた玉座を争うということはポストエトロが誕生するということで、エトロの力がどこかに収まると考えるのが自然だし、EDのようにライトニングに任せるか他のしもべに継がせるよね。やっぱり女神エトロはザルだったのか。

あと、スノウのルシの刻印も完全にスルーだけど次に持ち越しですか。どうせなら、13のクリスタルを巡る物語のが興味あるんですけど。