噂の鬱ゲー(続編)

最近ですか。遅ればせながらニーアレプリカントをプレイしました。一応全てのエンディングを見ています。でもDODは未プレイだけどな!以下はこんな私の感想です。

・ゲームシステム
もともと余りアクションゲームは嗜む程度にしかやらないのです。それでも適度に歯ごたえがあって丁度いい感じだったかと。名人様にはぬるいって話もありますが。まあハードモードはもう少しやり方があったとは思います。しかし少なくともストーリーだけのゲームではないはず。
フィールドはこの手のゲームにしては若干狭いかなと。それでも、最大限フィールドを走り回るように工夫されているのでボリュームは出ています。周回前提の作りもボリュームに貢献しているところもあります。特に二周目以降青年期からプレイが始まるのは、勿体無いと思いつつもまあ妥当かなと。

・ストーリー
DODは動画で補完しました。それを踏まえ。
単品でも楽しめるものにはなっています。まあ若干説明不足な感じは否めないですが、大筋は追えますしうまい具合に伏線も張っているかと。
前々から鬱ゲーと聞いていたので身構えていましたがそこまではなかったかな。救いはあまりないのだけど、綺麗に締まってる感じ。突込みどころは2箇所ぐらいしかないし。よく出来ています。この外に広がっていく感じではなく、あくまで内に内に巻き込んでいくというのが好みです。



Cエンドまでは…

Dエンドの追加シーンが不満だというわけではないのですよね。このエンディングもある種の形だとは思います。しかし、セーブデータの消去というのはいかがなものかと。いや演出という面で見れば十分に評価するのですけどね。私の信条として「このゲームはこれだけの時間をかけてまでやる価値があるのか」があります。誰だか忘れてしまいましたけど、とあるインタビューでこう答えているプロデューサーがいました。その観点からいくと、Dエンドってのは違うのではないか。寧ろセーブデータの消去がやりたくてDエンドをつくったのではないかと思ってしまいます。追加シーンはワンシーンだけでその代価を補えるとは思わないというのが私の主張です。


・音楽
未プレイの時、ニーアの曲が凄い!って評判なんで聞いていたのですがね。その時聴いたときはなんとも思わなかったです。クラシック調の曲にFF10のように歌を乗っけてるだけだなぁと。それでもゲームプレイすると印象が変わってくるのは面白いですよね。我ながら。いやぁこれが補正かとも思いました。それか先入観からかってところでしょうか。コーラスなんかで誤魔化してるんじゃねってのは音楽聴きの意見の一つとしてありますけど。
ついでに私のゲーム音楽最高峰はFF10のいつか終わる夢です。いつまでザナルカンドにいた事か。思い出の曲ですね。


・雑感
スクエニの良ゲーになると思います。このレベルのゲームを量産できればかつての栄光もほしいままなのになぁ。最近は玉石混淆で地位も怪しいところ。まあ得意分野では頑張ってるかもしれないけど。見るとこ見れば凄いのに勿体無いゲームが多いよね。スクエニファンとしては悲しい現状ですけど、まだイケル!って思ったのもこのゲームのおかげです。